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枯木又プロジェクト日記

2012年「大地の芸術祭 越後妻有トリエンナーレ」の開催年
京都精華大学 枯木又プロジェクトも参加します

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2017/06/27(Tue)14:22

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滞在制作

2009/07/06(Mon)15:35

はじまめして。枯木又分校に展示予定の森太三です。
小学校2階の床全面を紙粘土で敷きつめる作品を発表します。


6月28日から7月3日まで滞在制作を行いました。

出品が決まってからも、なかなか現地まで行く機会が持てず、制作としては初めての滞在。
6月28日の朝6時に車で出発。いくつものトンネルを抜けて枯木又に着いたのは午後4時。
荷物が多かったのでゆっくり走りましたが、さすがに遠いなーとヘトヘトになりながらの到着。
車中では、正直、こんな遠い所で発表する意味あんのかなーなんて考えたりもしました。

 

 


 
しかし、現地に着くと、毎回感じていた事ではありますが、空気の質が全く違います。
ここへ来てよかった!と思います。これはなんでしょう。
言葉では説明し難いのですが、制作への意欲が高まり、身体が元気になるような感覚です。
ほとんど休憩も取らないまま、下準備の養生作業に取り掛かりました。
 

 

 

 
 2日目は小学校の大掃除を行いました。週末を利用して何人かの学生も滞在していたので、2階あった備品や本を倉庫に片付ける作業を協力してくれました。汗だくになりながらの体力仕事!学生がおおいに動いてくれて、夕方にはすっかりきれいになりました。
学生は月曜から授業があるので、京都へと帰っていき、僕と手伝いに来てくれた知人の2人で明日からは本格的に制作です。


素材となっている紙粘土は、古紙をシュレッダーにかけた後に攪拌してパルプ化し、そのパルプに凝固剤、ボンド、石灰を混ぜたものを用いて、指先で起伏をつけていく手作業を繰り返したものです。事前に作ってきた90×60センチのパーツを並べ、継ぎ目にパルプを入れて一体化させていきます。




3日目以降は雨がシトシトと降る天候。作業するには暑くも寒くもない、過ごしやすい日々。
それにしても、この小学校。山の頂上付近にあり、とても気持ちが良い場所。
こんな空間に作品を展示できる事に喜びを感じながらの制作です。

夕方。ふと窓外を見ると、幻想的な霧が小学校を覆っていました。  



 作業を終えて帰る頃には、小学校が消えてしまいそうな濃霧となっていました。



最終日には地元の方々のお家を一件ずつまわり、古紙回収をさせて頂きました。集めた古紙を持って帰り、攪拌してパルプにしたもの用いて、残りの部分を制作します。

 


今回の滞在で、床面の70パーセントが埋まりました。次回は7月18日から滞在予定。残りの部分を埋めていき、補修、仕上げに塗料でコーティングして完成です。完成後は起伏の上を歩いたり、寝転んだり。
鑑賞するというよりも体感していただくことで成立する作品ですので、是非お越しいただき「風景」を楽しんで頂けたらと思います。





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No.18|=2009=森太三  「Sky mountains」 Comment(0)Trackback(0)

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