こんにちは。枯木又プロジェクトスタッフ、三回生の村上です。下の名前はえみりと言います。
前回お伝えした枯木又遠征の報告をしたいと思います!
私たち枯木又プロジェクトメンバーは、先日6月の26日から28日の二泊三日、
現地へ赴き制作を行ってきました。
ちゃくちゃくとプランは進み、会期に向けて小学校を大掃除したり、「大地の記憶」サブプランのライトトラップの実験をしたり、ワークショップの材料集めをしたり エトセトラエトセトラ・・・
ほんとに大地の芸術祭が近づいてきていて、
それに向かってプロジェクトは進んでいる!と強く感じた初夏の枯木又。
以下「つづきを読む!」から、各プランの進行状況や制作風景をご覧ください~。
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吉野央子プラン。
初期のころの耕運機を集落の方から頂いてきました。吉野教授いわく、「このプランに使われるためにずっと物置の中で待ってた」耕運機!スタッフの手で奇麗に洗われました!

体育館全景。どの位の広さか、どの位置に置くか、メジャーで計って決めていきます。
体育館の大掃除は大変でした!高いところのホコリを柄を足して長くした箒ではたき、壁に無数に取り付けられていたクギをはずし、取り外しのできる舞台を解体し、掃除機をかけて終了。ふう~
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こちらはアーカイブプランや森太三先生のプランで使う教室に置いてあった棚やロッカー。
会期中使わないものは全て、学校内の物置にパズルのように詰め込まれました。

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すっきりした教室に、森先生が制作のため壁自体を傷めないようにビニールを張っています。
隣の写真は紙ねんどの材料。
森先生は、27日に集落へ到着し、今現在、現地で制作中です!
枯木又分校の二階の床がすべて紙ねんどで埋め尽くされるこのプラン、早くその光景が見たいです・・!
こちらは笠原美希アーカイブプランに使用される一階の教室。
笠原さんは、ほかのアーカイブメンバーとともに私たちより一週間前の19日から21日に枯木又へ来て制作をしていました。その時教室内の家具を廊下へ運び出し、床をワックスがけしています。
すっきりした教室。ここで枯木又集落のアーカイブプランが展開されてゆくのですね!
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内田晴之「大地の記憶」プランのイベント、虫を集めるライトトラップの装置を組み立てているところ。
角材を切って骨組みを組立て、白い布をガンタッカーという大きなホッチキスの様なもので止めていきます。
大きさは約2m×5m。ジャクソン・ポロックのようなカンバスサイズです。


虫が好む紫外線を放射するライトを設置して完成です。
その夜、早速校庭で実験をしてみました。大きなカンバスに虫の絵。
いろいろな蛾がとてもきれいでした!
隣の写真はライトトラップにかかって現れたゲンゴロウ。
集落でもなかなか見かけないというゲンゴロウが、ライトトラップで現れるなんて!感動です。

前回の現地制作から、約1か月2週間が経ち、以前は茶色い土だった彼岸花の土手もクヌギの植え込みも雑草がたくさん生えていました!生えていないんじゃないかと心配だった内田教授ですが、生えすぎでした。
↓草ひき・草刈りをする前、した後。
カンバス組立て・草ひき・草刈りの作業は、主に教授とスタッフの男子2人の3人で進み、無事終わりました。お疲れ様です!

こちら若林亮プランのワークショップで素材となるクズ鉄や古い農機具。
集落のおじいさんもトラックでもう使わない農機具を持ってきてくれました!

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おまけ
今回のクヌギ・草ひきをする春名祐痲氏。(赤と青)

↓枯木又名物「クサカリウチダ」
主に月1回のペースで枯木又に出現。笑
そんなこんなで会期まで一か月を切った枯木又プロジェクト。ラストスパートです!!
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