今更ですが…
「憧憬の小学校」この作品は実際の校舎の中、体育館に
スケールダウンした分校校舎を宙づりにしたもの
そして実はもう一つ、校舎の裏庭にもあるのです。
プールの前に、ほら
こちらは 1/50 サイズでブロンズ製
素材とサイズが変わると存在感が違います。
大きな声でアナウンスしてはいないので
気がつかない方も多いかと思っていたら
ちゃんと観ている人もいらっしゃいました。
このトリエンナーレでは
多くの廃校や空家が作品展示の場となって
再生されています。
大抵は内に入る、家に入る作品
でも、ちょっとぐるりと回って
外から眺めて見ると
感じ方が随分変わってくるものです。
それは、経年変化でどっかり胡座をかいていたり
大地に根ざしていたり
暮らしや営みを支えていた風貌が凛々しく
誇らしげにみえてきます。
美術館では得られないアート体験
それがここの面白さでしょう。
会期終了まであと12日
枯木又は秋の気配です。
オウジ
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