今更ながら、枯木又プロジェクト代表を務めるオウジです。
枯木又プロジェクトの「枯木又」カレキマタとは何か?
という素朴な疑問にお答えしましょう。
我々が作品展開をする新潟県十日町市の北東部
山村の集落を「枯木又」といい
そこにある小さな小さな木造校舎の小学校
「中条小学校枯木又分校」は
数年前にすでに廃校になっていました。
私との出会いは一年前、5月
越後妻有の活動拠点にふたつの候補がありました。
ひとつは空家、もうひとつがこの分校でした。
どちらも「大地の芸術祭」のポリシーにふさわしい魅力的な物件で
繋がりを求め、想像を膨らませ、展開していくのには充分なところでした。
どちらを選ぶのも自由、お任せします というお誘いに
すでに心はひとつになっていました。
600km離れた京都の大学と越後の小学校
自然に抱かれた佇まいは小学生を育て送り出し
そして今、新たに大学生を迎えようとしている
それほど確かな赤い糸はないはずです。
もしかすると逆廻りして、地球を一周していても繋がっているような
赤い赤い必然です。
そんなこの地の 一度聞いたら忘れない
枯木又の「京都精華大学 枯木又プロジェクト」
いい響きです。
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